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ゆだねる
おまかせ
のほんとうの意味は
自分の選択を他の何かに委ねてしまうことでも
何もしないという事をすることでも
人生の舞台から降りて
高みの見物のように
人生を放棄してしまうことでもありません
ゆだねるということは
分離からくる考えや物語は
真実ではないと明らかに観て
あるがままにあり
その静寂に身をゆだね
静寂から湧き出るまま
より いま に
深く関わってゆくということです
道元さんの言葉で
このような言葉があります
ただわが身をも心をもはなちわすれて
仏のいえに投げ入れて
仏のかたよりおこなわれて
これにしたがいもていくとき
ちからももいれず
こころもついやさずして
生死をはなれ 仏となる