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つかの間の雨上がり
久しぶりにお日さまが出てきました
空が浸透していく
すべては空で
わたしたちは限定された自分ではなく
すべてに行き渡る意識
言葉にできない それ なのだ
わたしが「自分」だと思い込んでいた
「自分」ではなく
それらに気づいている意識そのものなのだ
それらを思い出しても
すぐに「自分」の感覚やパターンは消えることなく
それらの残存はあるのは自然なこと
わたしではないものがはっきり明らかになる
明らかになれば
それらはすぐにチカラを失う
出来事は起こり移り変わっていくけど
もうそこにしあわせや満足を埋めようとする衝動はない
それらの動きは
実態のない分離したエネルギーで
それらは わたしではないことが
はっきりと明らかになったから
わたしたちは
映画の役者や物語ではなく
スクリーンそのものなのだ
この気づきなしに
本当の平安はありえなかったのだ
そしてなにものにも揺るがない平安は
わたしたちそのものの自然な質