ほんとうのわたしたち

わたしたちは

名前でも

人格でも

個性でも

思考でも

感情でも

行動でも

カラダでも

出来事でも

人生でもない

移り変わっていくものは

わたしたちではない

それに気づいている

変わらぬ静寂の気づき

これこそがほんとうのわたしたち

わたしたちが幼き時から成長していく様子に気づいている　これ　そのもの

そのものなので

認識すらできない

わたしたちは顕てる戯れの物語に夢中になりすぎて

分離した個人的なわたしだけがわたしだと思い込んでしまった

わたしたちは片時も　これ　ではなかったことはない

万物は　これ　から発生した顕れ

このことばを鵜呑みすることなく

知識として取り入れるのではなく

思っても見なかった可能性に開き

自ら問いを持って調べてみよう

流れてくる思考の物語は

ホントにホント？

そもそも個人的なわたしって

ホントにいるの？

聖なる問い

直視することは

思考の夢のから覚める入り口