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幼少期のわたしは
冬になると
いつもしていた遊びがあります
真っ暗なこたつの中に潜り
『蝶々になーろっと』と思い
目を開けても真っ暗 閉じても真っ暗
その曖昧な境界線の中で
意識をぴゅーんと飛ばして
今の体から抜け
蝶々になって
お花の蜜を吸ったり
お花の周りを飛んでいる
それは
イメージという言葉がふさわしくないほど
とてもリアルな感覚でした
しばらく蝶々になって 遊んで 戻ってくる
そして こたつから出て
『わたしは今 この地球で生まれてこの体にいるんだ』
『わたしは 今 さっちゃん なんだ』
と指を動かして何度も何度も確認していました
この再確認は日々の暮らしの中でも
鏡を見たり 指を動かしたりして
自分に言い聞かせ
再確認していたのを覚えています
あの時 なぜ蝶々だったのでしょう?
それは
それから25年以上後に
思わぬ形で明らかになるのです